鍼灸施術(はり・きゅう)
鍼灸とは一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い針を刺入したり艾(もぐさ)を用いて温めたりなど、生体に刺激を加えることで自然治癒力や免疫力を高め、その人が持つ本来の元気を取り戻す治療法です。
みえもん鍼灸院では直径約0.15~0.30㎜程度のステンレス製使い捨て鍼(ディスポーザブル鍼)を使用しています。
鍼灸治療の基本的なメカニズムについて
ツボ(症状、反応がある場所)を鍼(はり)や灸(きゅう)の刺激が加わる
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鍼が皮膚や筋肉などの組織に微細な穴をあける(傷がつく)
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傷の修復のために細胞が活性化(古い組織が壊され新しい組織へ)
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自然治癒力、免疫力を高める、血行が促進される
上記のような生理学的反応に加えていわゆる「ツボ」(経絡:けいらく、経穴:けいけつ)への刺激による「気・血・水」の調整効果が加わります。
鍼灸の「はり(鍼)」について
針、というと注射針のことを思い浮かべる方が多いと思います。ここでは鍼灸の鍼(はり)と注射針の針(はり)を比べてみたいと思います。
先端:注射針の先端はナイフのようにカットされストローのような中空の構造になっています。これは注射の目的が皮膚や血管、筋組織を切り裂き薬剤を注入したり、血液や体液を採取することだからです。それに対して鍼灸の鍼は皮膚や筋繊維の間をかき分けるように入るため先端は丸みを帯びた作りになっています。
太さ:一般的な注射針の太さは約0.7㎜~0.9㎜、よく使われる鍼灸の鍼は0.14㎜~0.30㎜。ほぼ1/3の太さです。このため刺した時の皮膚の抵抗が少なくほとんど痛みもない場合もあります。
地域のコミセンでの健康講話で「はり・きゅう」についてわかりやすくお話させていただいている様子
灸(きゅう)について
お灸、艾(もぐさ)の原料はヨモギの葉の裏にある絨毛を集めて乾燥させたものです。
最近は「せんねん灸」などの自分で出来るものも数多く出ています。
刺激量(熱さ)も細かく分かれているので自分の体調にあったものを選ぶことができます。
当院ではもぐさの燃焼部位が直接肌につかないタイプのものを主に使用しています。



